不安障害のメカニズムを知り、その治療方法を知る

新しい治療方法

医師

磁気刺激治療とは、「磁気による刺激を活用した治療」という意味です。言葉通りの意味だと言えます。専用の磁気発生装置を使って行う治療です。
磁気刺激治療は、特に脳機能の異常によって発生するうつや不安障害に対して効果を発揮します。
ただし、この装置は、現在のところ「どの病院にも1台必ず据えられている」という状況にはありません。日本ではまだ普及の初期段階であり、この治療を受けることが出来るクリニックの数は限られています。
この治療を受けたいと思った時には、まずはクリニックを探すところから始めなければならないのです。もちろん、それは難しくはありません。

磁気発生装置はヘルメット型をしていて、頭に装着するようになっています。コードで繋がれた本体から送り込まれた磁気が、脳内に照射されてごくごく微細な電気を発生させます。
それが脳に働きかける刺激となるというのが、磁気刺激治療のあらましです。
ここで脳に与えられる刺激は、セロトニンなどの神経伝達物質の発生を促します。神経伝達物質は、脳が感情や物の認識に関するコントロールを行うのに必要な物質です。
伝達物質が少ない量しか発生しないせいで起きる不安障害に対して、この治療は大いなる効果を発揮してくれます。
結果として神経伝達物質がたくさん生まれることになり、それだけ物を感じること、認識することが適切に行えるようになるのです。

磁気を当てるだけなので、治療後には副作用がないという点も、嬉しいところです。